こんにちは。
今回は、初夏の6月下旬にリッツ・カールトン日光へマリオットゴールド会員として無料宿泊した宿泊記を書いていきます。
ザ・リッツ・カールトン日光へのアクセス|いろは坂は修行なり。
リッツ・カールトン日光は栃木県日光市にあり、いろは坂というグネグネ道を登った場所にある、2020年7月に開業したホテルです。どれだけグネグネかと言いますと・・・
どや!!!
これを見ただけで、行く気なくした方もいらっしゃるのでは?車で行くので、事前に道をチェックしましたが、もう見ただけで吐き気が・・・
この苦行を心を“無”にして登り切らなければ、リッツ・カールトン日光へは行けないのです。いろは坂の修行を成し遂げた者だけが行けるザ・リッツ・カールトン日光。(酔いやすい方は酔い止め必須です。)
- 車→清滝インターから国道120号線を通り、約30分。
- 電車→JR日光駅から
東武バス(約40分)もしくはタクシー(約30分)を利用。
駐車場はバレーパーキング1泊3,000円
駐車場は、信号のやや手前にあり、若干分かりづらいので1度通り過ぎてしまいました。
駐車場は車をエントランスに止めると、スタッフさんが駐車場にとめてくださるので楽チン。
<<駐車場料金>>
1泊3,000円
ザ・リッツ・カールトン日光へ到着|チェックイン時の無料のシャンパーニュがうま。
中禅寺湖畔に位置しており、総客室数は94室。ザ・リッツ・カールトンとしては初の試みである温泉施設で、自然と調和したインテリアと、木目を活かした調度品の数々。
エントランスをくぐり抜けると、ザ・リッツ・カールトン日光のオリジナルフレグランス『NIKKO』が心地よい多幸感を味あわせてくれます。
四季折々の色彩、感覚、イメージ、暖かさ、植生、感情の変化など様々な要因を一面のパノラマ写真の中で連想させる緑と木で構成された空間の香り。フレッシュなベルガモットやレモン、リフレッシュするグリーン、リッツ・カールトンの高級な雰囲気を味わえる香り、そして中禅寺湖のほとりのホテルから、日本の木々、湖に導くような香りを連想させる落ち着いた香りとなっています。
※セントカンパニージャパンHPより引用
どこを撮っても絵になるホテルで、接客も丁寧の一言に尽きます。1人1人のゲストを大切にされているんだな〜と。
マスク越しの笑顔で、息子(8ヶ月)にも声をかけてくださって、息子もお姉さんにニコッと笑いかけていました。
中庭を眺めながら、スタッフのお姉さんに案内していただきます。
待っている間に、ゲスト全員に振舞われている無料の冷えたシャンパーニュとノンアルのシャンパンを頂きながら、チェックイン待ちです。
ザ・リッツ・カールトン日光では無料でウェルカムシャンパンが頂ける。
夜はライブラリーの一角がバーになるようで、昼の雰囲気もオシャレ。
スタッフさんが来て『お部屋の準備が整いましたのでご案内します』とのことで、立ち上がりましたが、ブラインドが故障していて調整中です・・・と丁寧に丁寧に謝られ、『今しばらくお待ちください』と、高級そうなソファーに再び着席。
また、シャンパーニュを用意していただき、『いろは坂』の酔いを泡でシュワシュワっと消したいこともありましたので調子乗って頂いておりますと、3杯目をつぎに来てくださいました。
お部屋の準備が整い、いざ3階のお部屋へ!
さすがに3杯目は飲みきれず・・・『せっかくなのでお部屋にお持ちいたしましょうか?』と。
ぜひ!!
(だって美味しいんだもん…)
飲み口爽やかで美味しいシャンパンの続きを、お部屋で美味しくいただきました。(どん欲)
ザ・リッツ・カールトン日光|間接照明が上質な空間を演出
エレベーターや廊下。いたるところに間接照明が。(筆者の大好物)
エレベーターボタン下にカードキーをかざすと、指定された階に止まるシステムです。
早速、お部屋へ案内していただきました。
ザ・リッツ・カールトン日光|和の要素が散りばめられた素敵なお部屋57㎡
リバーサイドガーデンビューのお部屋から、男体山ビューキングのお部屋にアップグレードしていただきました。空き状況によっては、ゴールド会員でも中禅寺湖ビューにUPされるそうです。温泉が近くていいかもしれません。
ザ・リッツ・カールトンのお部屋は全室57㎡以上と広々!
ジュニアスイートですか?くらいの広さで、使い勝手もよく、和テイストを織り交ぜながら細かいところまでこだわっているお部屋です。
バルコニーからは男体山を眺めることができます。新緑の季節で緑が綺麗!!窓から差し込んでくる木漏れ日と木々のコントラストで、長旅の疲れが癒されます。
ザ・リッツ・カールトン日光のルームキーはスマホをかざすモバイルキーも利用できますが、ルームキーもこだわりがあって材質は“木”です。どうやってデータを入れているのでしょう・・・。
お部屋の設備をご紹介
お部屋内はとにかく木目木目のオンパレード。どこを見渡しても木のぬくもりを感じられる作りで、窓から見える木や山がお部屋とマッチします。
ウエットエリア
ソープは英国王室御用達のAspray(アスプレイ)上品な香りです。大人用アメニティーもクシが木製でした。
子供用アメニティも充実していました。キッズアメニティの『Le Petit Prince 星の王子様』はこだわりの厳選されたオーガニック成分配合で250mlが2,640円となかなかのお値段がするものでした。
リビングエリア
リビングエリアも広々としていて木々を見ながらお茶を飲み、ゆったりとくつろげます。
紅茶、コーヒー、お水は無料でいただけます。
リッツのロゴが入った柿ピーも食べてみたかったのですが、1瓶1,900円に震えて手が出ず・・・笑
お茶を頂いた後は、夫婦交代で温泉へ。
ザ・リッツ・カールトン日光|歴史と今が融合した温泉へ
火山から誕生した奥日光の威厳ある自然をコンセプトにした庭園を望みながら何もしない贅沢さを堪能できる露天風呂
- 内湯
- サウナ
- 水風呂
- 露天風呂
があり、露天風呂へ続くドアを開けると、硫黄の匂いが!!源泉は78.6度の無色透明ですが、空気に触れるとにごり湯に変わるんだとか。美肌効果や冷え性に効果があるそう。
出典:公式ページ
リッツ初の温泉施設ということで、心の芯まで温めようと長湯をしてしまいました。
鉱物が浴槽の下にザラザラと沈殿するほどの濃い温泉で、お風呂上がりも体から硫黄の香りがしますし、帰ってきて1日経った今も体の芯からポカポカと暖かいです。
ただ、硫黄泉は“湯あたりしやすい”!!
ここ注意です。長湯をしたりして湯あたりすると、
疲労、倦怠感、便秘や下痢などの症状が出ることがあります。
筆者の場合は、湯あたりではありませんが、体の芯から温めすぎたのか、深部体温が下がらず夜中に目覚めてしまって1時間ほど眠れなかった・・・入りすぎた・・・少し後悔。
<<温泉に用意されているもの>>
- タオル大、小
- ウォッシングタオル
- ゆずのクレンジングオイル、オールインワンの乳液
- くし、ヘアゴム、ハブラシ、コーム、シャワーキャップ
- お水(リッツ仕様)
スパリビングにはコーヒー牛乳も
飲み食いできるラウンジいらないじゃん。と思ったのは湯上りどころに
- 牛乳
- コーヒー牛乳
- 常温水
- 冷えた水
が無料で自由に頂けるところ。サービスが素晴らしいですね!
下の冷蔵庫の中に冷たいお水が入っています。
ザ・リッツ・カールトンのロゴ入りの缶に入っているので、飲むだけで高級感を味わえますね。
至福のコーヒー牛乳タイム!このコーヒー牛乳はコーヒーの割合が多くて濃いカフェオレみたいな感じです。
ゴールド会員でも無料の飲み物が充実している。
ザ・リッツ・カールトン日光|夜の雰囲気も素敵
これは温泉からの渡り廊下です。館内を歩いているだけでも、心が癒されました。
昼と夜、雰囲気がガラリと変わり2通りの光の演出が楽しめます。
ザ・リッツ・カールトン日光黒毛和牛バーガーをルームサービスでオーダー
でで〜ん!!
ベビ連れで、ディナーコースは地獄絵図と思い、テイクアウトメニューやルームサービスとにらめっこ。
ルームサービスをオーダーすることに。夫も私も『ザ・リッツ・カールトン日光黒毛和牛バーガー』をオーダーしてお部屋に運んできていただきました。(税・サ込4,400円)
高い!!でも1回食べてみたい!!
そんな思い出、一口目。バリうま!!
4,400円の価値はありましたよ。頼んで良かったですわ。
黒毛和牛のパティの上に厚切りベーコンが。ソースは味を邪魔しない程度のピリ辛(ほんの少し)それがまた美味しい。ポテトもカリカリ。(また食べたいな〜)
無料宿泊ですが食費はかかります・・・。本当に無料にするなら、日光駅周辺からテイクアウトするしかなさそう。ホテル周辺のコンビニは16時半には閉店します。ディナーやっているお店もこのご時世なので閉まっているかもです。
ザ・リッツ・カールトン日光の朝食|ゴールド会員は割引も
これだけは、お金を出して食べて欲しい。今までホテルステイをしてきた中でダントツの美味しさです!洋食か和食を選べます。
こちらが和食。朝からお米を食べたい!!って方は、和食にすると良いです。
前菜のサラダとデニッシュが2人分。
んもう、クロワッサンとかアップルパイは格別でした。
プリンや、ヨーグルト、グラノーラ、牛乳(瓶)は自由におかわりが出来ます。
お作りしている間にどうぞとのことでしたので、朝はプリンからスタートしました。笑
日光駅の近くにプリン屋さんがあって帰りに寄る予定でしたが、『リッツのプリンを上書きしたくなーい』と買わず。キメが細かくてトロトロしていて美味しかったです。
ゴールド会員、プラチナ会員、チタン会員、アンバサダー会員は30%オフでいただくことができます。7,500円→割引後5,250円
この朝食は今までのホテルステイの中で、ダントツの美味しさと見た目。小鉢も隅々まで手が込んでいて本当に美味しかったです。5,250円高い!!と思わずにぜひ召し上がって頂きたい朝食です。
赤ちゃん用の器も木!!木へのこだわりが感じられます。
朝食をとるレストランは、「日本料理 BY ザ・リッツ・カールトン日光」。重厚感があり、どこを撮っても絵になります。
ザ・リッツ・カールトン日光のアクティビティ|朝の座禅
朝食前に無料のアクティビティ「朝の座禅」に参加してきました。
清々しい朝の太陽を浴びながら座禅を組み、呼吸と会話をしながら、心地よい朝をスタートしましょう。奈良時代末期に創建された世界遺産「日光山輪王寺」の別院、日光山中禅寺立木観音の僧侶がご案内いたします。
とのことで、どんな体験ができるのかワクワク。
朝早く起きて朝風呂を満喫した後、座禅に挑戦してきました。
僧侶が奥日光の歴史について10分程度語った後、20分間目を閉じて瞑想。最後に般若心経を僧侶が読んで終わりという流れです。
瞑想中は『無』になって呼吸数をカウントするのですが、『無』になればなろうとするほど、些細な音が気になって心を持って行かれてしまう。朝ごはん前だったので、お腹はなるしで集中力が途切れ途切れでしたが、『無』になれた時『ホワホワ』として宙に漂っているような心地よさを味わうことが出来ます!
リッツ日光に来たら、朝の座禅に参加することをおすすめします^^
(事前に予約しておいた方が良いです)
他にもいくつか無料アクティビティーがありまして、日光らしさを取り入れているのでホテル内で楽しめる。
ザ・リッツ・カールトン日光|チェックアウト時に頂けるおもてなし
チェックイン時にエクスプレスチェックアウトをお願いしてあったので、ルームキーを返却するだけで手続きが完了しました。
『ごゆっくりお楽しみいただけましたか?』とお声がけいただき、『無事にお帰りいただけますように』とお守りをいただきました。
車をエントランスに運んでいただき、名残惜しいですが出発することに・・・
『ありがとうございました』『お気をつけて』とこの鐘を鳴らしてお見送りしていただきました。
ザ・リッツ・カールトン日光|ポイントで無料宿泊
今回は夫のアカウントがゴールド会員なので、更新特典の50,000ポイント分の無料宿泊を利用しました。
2022年6月現在は更新特典での利用ができなくなってしまいました。残念。
ポイントで予約した時の有償料金は、
な
な
なんと!
122,114円!!
マリオットボンヴォイアメックスの発行でポイントを貯めるとリッツ・カールトン日光に無料で宿泊できちゃいます。
年会費以上の体験ができたことは間違いないです。
詳しくはこちら。
ザ・リッツ・カールトン日光、リピート確定です!